「地球レベルで考え、地域レベルで行動する」
大量消費、大量廃棄を前提とした、西側先進諸国の生活様式に対して、大きな発想の転換が求められている時代の中で、紙製容器を製造する私どもに突きつけられた課題は、極めて大きいものでした。暮らしの便利さを提供してきたはずなのに、地球レベルで見ると決して幸せに貢献していない事の現実を知る事になりました。
「自分たちの出来る行動をする」
このリサイクル可能な紙トレーは、決してベストな答えではないと考えています。ただ、この紙トレーを通じて提案している、「はがして回収する」と言う行為と「その協力を求めていく」という対話が、便利さの中に敢えて不便さをもちこみ、そのことが使い手の意識を変えていくきっかけになれば幸いです。
「新たな時代へのメッセージ」
この製品そのものが新しい時代を切り開いていく、とりわけ若い世代の方々に、私どもが贈るべきメッセージではないかと考えています。その結果、いつの日かこの製品が必要のない時代となっても、メーカーとしての存在意義は達成され、また新たな時代のニーズにあわせてチャレンジを続けていくだけのことです。
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